お誕生日ケーキ
常にショーケースにあるのは当たり前なの？
ショーケースをのぞき込んで
「まあるいケーキは置いてないの？」
と聞かれることがあります。
私たちは
「ご予約でおつくりしていますよ」
とお答えします。
そのまま帰る方がほとんどです。
マーケティング的に言えば
「機会損失」ですよね。
数年前まで
もぐもぐでも
並べておくようにしていた時期もあります。
でも今は
事前にご注文いただいたものを
おつくりしています。
なぜか？
それは
「来るか来ないか？」
「売れるか売れないか？」
それがわからないニーズに
応えようとするには規模が小さいこと。
機会損失しないためには
お店の負担になることも
想定しないといけないこと。
そして
自分がつくったもの
心を込めてつくったものを
廃棄（自分でたべますが）することに
どうしても慣れないからです。
もちろん
帰られる方に残念な気持ちが全くないか？
と言えば嘘になりますが・・・
それでも
もぐもぐの当たり前が
お客さんの、
ファンの、
フォロワーさんの、
当たり前になるまで。
根気強く
『断ること』（正確には断っていないんですが）
をしていこうと決めたんですよね～。
ケーキが常にあって
当たり前の商売もありますし
否定しているわけでもありません。
もぐもぐがお菓子をつくり続けるために
売上が不必要なわけでもありません。
当たり前に買いに来るお客さんを
ないがしろにしたいわけでもないのです。
ただ私たちは
デコレーションケーキに関して
頼まれてつくる。を
当たり前にしていこうと考えてたりする。
そういう理解をしてくださるお客さんも
たくさんいるからこそ
商売のループを
ぐるぐる廻していけること。
それもわかっていますので
本当に有り難いなぁと
思うんです。
感謝ですね！
